社長メッセージ
当社は、1963年、新星産業として産声を上げました。その後、1973年にアイカ工業株式会社(東証・名証第1部資本金98億9170万円)のグループの一員となり現在も操業しております。 以前は、アイカ工場でもポストフォームカウンターを生産しておりましたが、2000年、東海豪雨による浸水被害により生産を中断、一度はアイカ工業で生産を再開しましたが、2002年、効率化を図るためにアイカ工業の住器生産部からアイカインテリア工業にポストフォーム生産設備を移転し統合、当社での集中生産を開始いたしました。
従来からあった一般的なポストフォーム加工は、木質基材を芯材の形状に加工し、ゴム系接着剤をメラミン化粧板と木質基材に塗布後、熱を掛けメラミン化粧板を柔らかくし押し当て基材形状に合わせて成形し、カウンターを製造する技術でした。市場からは小さな曲げRの要望があったのですが、この生産方式では大きな曲げRにしか対応できなかった為、2009年、協力工場と共に、メラミン化粧板と木質基材を同時に加工する新たな曲げ方式を開発し、最小1.5Rの曲げ加工ができる設備を開発・導入しました。以降、他社に差をつけるシャープな曲げ加工をしたカウンターを生産供給しております。
又、後加工工程においては、2016年より接着信頼性の高いPUR-HM(反応性ホットメルト)貼り機および自動面取り加工機を導入いたしました。穴あけ加工に関しては、4台のNCルーター加工機を保有し、お客様の要望にあわせて対応しております。
アイカ工業(株)が2010年より発売を開始した人造石“フィオレストーン”。お客様から要望が高く、アイカ工業(株)茨城工場内にアイカインテリア工業(株)茨城工場を建屋及び設備を新設、2019年3月より生産を開始いたしました。
また 新素材 大判セラミック“ラミナム”の加工も開始し お客様の要望に合わせ供給を開始いたしました。
管理面におきましては、1998年に国際規格である ISO-9001(品質マネジメントシステム)を、2003年にISO14001(環境マネジメントシステム)とISO45001(労働安全マネジメントシステム)を単独にて取得しております。2007年からは、アイカ工業のQEOマネジメントシステムに統合し、アイカ工業と同じシステムにて運用しております。
当社はアイカグループの経営理念のもと、建材製品の新しい技術を創造してまいります。
今後とも、末永くご愛顧賜ります様よろしくお願いいたします。
代表取締役社長
太田 泰生